お知らせ

審査委員長 ご挨拶

審査委員長
山口哲央 氏 / 都留市役所 産業建設部長

我が国は、人口減少、東京一極集中、超高齢化、2025年介護問題など、様々な課題を抱えています。

その中で、東京にもほど近い、10人に1人が大学生である都留市は、市の施策として、「高齢者の居場所づくり、まち全体の健康づくり、大学(高等教育機関)との連携、安全・安心のまちづくり(セーフコミュニティ)」などの取り組みを進めており、それらをつなぎ合わせたものが「生涯活躍のまち・つる」事業です。

この取り組みにより、数カ月で市外から60名以上の元気なシニアが「セカンドライフ」の地として、このまちを選んで、移住されています。

今こそ、都留市の「地理・歴史文化・教育・自然」というまちの強みを、もう一度しっかりと見つめ直し、掘り起し、発信し、新たなまちづくりの仕組みを創り出していくことが必要です。

全国の都会圏で移住希望の増えている中、またコロナ禍における新しい生活様式が見直されている中で、地方であることは、地理的に不利(ハンディキャップ)でなく、有利(アドバンテージ)であるといえます。さらに、地方創生における国の多くの課題(ピンチ)の解決は、地方の自治体におけるまちづくりの好機(チャンス)ともいえます。

それが、「生涯活躍のまち・つる」のコンセプトでもあります。

可能性は無限大です 。ぜひ、多世代がいきいきとそれぞれのステージで輝けるようなプランをたくさんお寄せください。